初期衝動

大学生の頃、何の因果か演劇なんてものと出会ってしまい、
それから、表現の世界に迷い込んでようやく5年。
今年の前半戦は、1つのターニングポイントを迎えて、
自分の表現のあり方に大きく疑問を持った半年でした。
自分のスキル不足、経験不足、稽古不足、
出来ない自分と向かい合って、自分を全否定したくなったり、
じたばたじたばた。。。
自分に負荷をかけていけば、自ずと開ける道があるはずだったんですが、
だんだん、何のために負荷をかけているのかというとても重要なところが
怒られないためだったり、人から認められるためだったりといった風に
ずれてしまって、表現することの自由さからかけ離れてしまったんです。
そんな状態がすごく窮屈で、息が詰まって現状で表現をし続けることに
限界を感じてしまいました。
そんな現状を打破したい。そういうエネルギーが私の中に充満したとき、
ポンと「留学」という二文字が頭に浮かんだのです。
本当に衝動でした。お金も無いのに無理だよとか、
今の環境を捨ててまですることなの?とか、
普通なら、そんな思いが沸いてきてしかるべきなのに、
これっぽっちもそんなこと思わなかった。
2,3人の人に相談はしたけれど、みんな背中を押してくれたので
今は飛ぶべきときだと勝手に思い込んで、突っ走ってます